2017/3/17

補足:花粉症の治し方

こんにちは!ケイです!
 
今日は温かいですね!
 
桜の開花ももうすぐなのかと楽しみです(^_^)
 
 
 
さて、花見も楽しみたいところですが、
 
外に出ると花粉が気になる方も多いのでは?
 
そこで前回は「花粉症の治し方」と題して
 
その症状を出にくくする体質改善法をご紹介しました。
 
 
 
ですが、対処法だけでは「え~、ホントに~?」と
 
思う方もいるかと思い、やっぱり理論も書くことにします。
 
かくいう僕自身が理屈が通ってないと
 
話を信用できない疑り深いタイプなので(笑)
 
 
 
なるべく簡単に書くので、気になる方はお読みくださいね。
 
理論がなくても実践できる素直な方は
 
読まなくても大丈夫です(笑)
 
ちなみに花粉症だけでなく、多くのアレルギーも
 
同じ仕組みなので参考にしてくださいね(^_^)
 
 
 

まず、ご存知の通り花粉症とはアレルギーの一種で、

本来無害な花粉に免疫が過剰反応して

くしゃみや鼻水などを引き起こしてしまう症状です。

では、何故免疫が過剰反応するのでしょうか?

 

それにはまず免疫の説明が必要です。




免疫とは外部から侵入した悪い菌やウィルスを

攻撃して破壊したり抗体を作って無効化したりして

 

身体を守るシステムですね。

 

免疫にはヘルパーT細胞という細胞が関わっていますが、

 

その破壊したり、無効化したりする役割をそれぞれ

 

ヘルパーT細胞のうちのTh1細胞Th2細胞が担っています。

 

その2つの免疫細胞がちょうどシーソーのように

バランスを取りながら身体を守ってくれているんですね。

 

 
 

花粉症とは花粉に対して抗体を作ってしまう症状なので

 

ヘルパーT細胞のうちのTh2細胞が関わっています。

 

なので、何らかの原因で2つのバランスが崩れ、

 

Th1細胞よりTh2細胞の数が増えすぎてしまう

 

花粉症やその他アレルギー症状が発生します。

 

抗体を作るという免疫の作用が過剰になってしまい、

 

無害な花粉にまで反応してしまうんですね。



では、Th2細胞が増えてしまう原因は何でしょうか?

 

これこそが前回の対処法と関係しているんですが、

 

大きく3つの原因があると考えています。

 

 
 
・たんぱく質の過剰摂取、消化不良
 
・悪い油の過剰摂取、良い油の摂取不足
 
・腸内環境の悪化

 

まず、1つ目のたんぱく質ですが、

たんぱく質は糖質や脂質に比べ、

もともと消化しづらい栄養素です。

 


しっかり消化されたたんぱく質はアミノ酸として

身体の様々な材料やエネルギーになりますが、

消化不良のたんぱく質は使い道のないジャンク品

言い換えれば「異物」なので、身体は侵入者とみなし、

免疫が反応してTh2細胞が増えやすくなってしまいます。

 

特に、肉食の習慣がなかった日本人は

肉を分解する酵素をあまり持たないため、

欧米人に比べ、消化不良を起こしやすくなっています。

これが肉を食べない方が良い理由です。

 

次に2つ目のに関してです。

分かりやすく悪い油、良い油と書きましたが、

正確にはオメガ6系脂肪酸オメガ3系脂肪酸で、

前者は牛や豚など獣肉由来の油や一般的な植物油、

後者は主に魚由来の油に多く含まれています。

 

身体にはどちらも必要な脂質ですが、

両者は体内の炎症反応やアレルギー反応を

お互い制御し合ってバランスを取っています。

ですが、そのバランスが崩れ、前者が増えすぎると

Th2細胞が増え、花粉症の原因になってしまいます。

これが肉を避け、魚を食べた方が良い理由で、

オリーブオイル以外の一般的な植物油を

控えた方が良い理由です。

 


3つ目の腸内環境ですが、

免疫の約70%は腸内が担っていて、

外的・異物の侵入を免疫細胞に伝えます。

そのため、腸内環境が悪いと免疫が誤作動してしまいます。

なので、腸内環境を整える食物繊維や乳酸菌などの

発酵食品が効果的なんです。

とはいえ、日本人は元来動物性のものをさほど

食べてこなかった民族なので、

動物性乳酸菌よりも植物性乳酸菌の方が

より良いと言われています。

 

また、糖分は腸内の悪玉菌を増やし、腸壁に穴を空けるので、

未消化のたんぱく質や異物が侵入しやすくなります。

砂糖自体がTh2細胞を増やすとも言われます。

これが糖分を控えた方が良い理由です。

他にも、人工添加物ストレス、冷たい物なども

腸内環境を悪化させるので避けた方が良いです。

特に、ストレス自体が免疫のバランスを崩しますからね。



このように、Th2細胞が過剰になってしまう原因には

様々ありますが、現代生活で陥りがちな点でもありますよね。

そう考えると、花粉症やアレルギーが

増え続けているのも納得です(^_^;)


 

もちろん、他にも除菌のし過ぎや、環境ホルモン、

タバコ界面活性剤などの生活にあふれる

化学物質なども影響していると言われています。

急に全部をなくすことはできませんけど、

少しずつできることろから改善したいものですね。


 

という訳で、かなり長くなりましたが、

これで少しは納得ができたでしょうか?

文字ばっかりで読みにくくてすみません(笑)

でも、良かったら花粉症でお悩みの方は

参考にしてくださいね~!

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