2017/10/17
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前回の補足:1食の量について |
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皆さん、こんにちは! 10月と言えばハロウィンですが、カボチャのスイーツをはじめ、 近年この時期になると街にカボチャが街に溢れ出しますよね。 ハロウィンって本当はお化けの仮装をする日だと思うのですが、 日本ではどっちかというとカボチャを食べる日の印象が強いです。 でもそれって「冬至じゃん?」って思いながらも、 パンプキンプリンに手を伸ばすケイです(笑) というように、この時期美味しいスイーツが多いですよね。 ですが、もちろん美味しくても食べ過ぎは禁物! 糖質を摂り過ぎるとすぐ太っちゃいますからね。 という訳で、前回はダイエットのための糖質の摂取量の 目安をお伝えしましたが、今回はその補足をさせて頂きます。 前回、1日の主食の目安量としておにぎり換算で設定しましたね? 例えば、20代なら1日でおにぎり3個分。 でも、ここで大きな注意点があります。 それはいくら1日分だからと言って、 1食でいっぺんに食べてはいけないということ。 ま、そんな人は少ないかも知れませんが(^_^;) でも、朝昼と主食を抜いて、 夕食だけで3個分食べることも可能ですよね。 それだと、いくら摂取目安内だとしても太ってしまいます。 なんででしょうか? それは一度に食べるとエネルギーとして消費しきれないからです。 糖質は主に身体を動かすエネルギー源ですが、 身体に吸収された糖質がすぐには使いきれない量だった場合、 捨ててしまうのももったいないので、 身体は余りそうな分を今度使う時のために貯蓄しようとします。 お分かりの通り、それが体脂肪です。 そうやって、必要な時に体脂肪を分解してエネルギーを得ることで、 人類は飢餓を乗り越えてきたんですよね。 ですが、現代は飢餓どころか飽食の時代。 文明の発達で身体を動かすことも減ったので、 体脂肪は溜まる一方。使うあてがありません。 飢餓から守るための身体の仕組みが 現代では逆に弊害を生んでしまっているんですね。 なので話をもとに戻しますと、いっぺんに食べてしまった場合 身体は「こんなにたくさんの糖質はすぐ使い切れない!」と 判断して、余りそうな分の行先はその場で体脂肪という貯蔵庫へ。 糖質は1~2時間ほどで体内にに吸収されてしまうので、 その間に食べた糖質の量が大事なんですね。 だから「糖質はなるべく分散して食べれば太りにくい」 と覚えてくださいね。 先日「食欲の秋のダイエット」という話をした中で、 「食後の果物は×」とお伝えしたのもそれが理由です。 食事と糖質の高いデザートを一度に食べると やはり使いきれないと判断されて脂肪になりやすいからなんですね。 ただ、一方で「果物を食べるなら食前」という話もしましたが、 それは果物の食物繊維を摂ることで、 野菜を先に食べたのと同じようなメリットがあるからです。 野菜を先に食べるメリット・・・ それはその後の糖質や脂質の吸収を遅らせることでしたよね? それがとても重要なんです。 糖質は1~2時間で体内に吸収されると書きましたが、 食物繊維を摂るとそれを遅らせられる訳ですから、 エネルギーとして使うか体脂肪にしてしまうかの判断に 時間の余裕ができるんですね。 変な例えですが、執行猶予みたいなものです(笑) 仮にそれが3~4時間だとしたなら、その間に使い切れば 脂肪にならずにセーフ!・・・という訳です。 逆に砂糖のように吸収の早い食べ物が太りやすいのも そんな理由です。執行猶予がないんです(笑) だから、野菜を先に食べて糖質の吸収を遅らせることが大切。 ゆっくりよく噛んで食べることにも、そうした意味もあります。 あと、GI値という吸収の速さを示す指数がありますが、 それを気にした方が良いのもこのためです。 とはいえ、いくら執行猶予があってもその間に使いきれなかったら 結局は体脂肪になってしまいますから、 そこで前回の目安が重要になる訳です。 おにぎり1個分程度なら、エネルギー源として使いきれる量ですから 脂肪にもなりづらく、食べる速度もさほど気にすることはありません。 なので、前回は1日分の目安量として書きはしましたが、 それを「数回に分けて食べる」ということをご注意くださいね。 そういう意味では、僕は間食については推奨派です。 ダメだっていうダイエットのプロたちもいますけど、 僕は普段からガンガン間食してます(笑) ただ長くなったので、それについてはまた今度(^_^) では皆さん、美味しい物はしっかり食べながら なるべく賢くダイエットしましょう~!
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