2017/10/20
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太りにくい糖質 |
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こんにちは、ケイです! 最近、急に寒くなってきましたね! 当店では施術室のエアコンが急に壊れて焦っていましたが、 無事直りましたので、皆さん安心してお越しください(笑) さて、またお客様から頂き物をしたので、まずはそのご紹介! 写真ではよく分からないかもですが、クッキーです! ぱっと見さつま揚げに見えなくもないですね(笑) でも、スゴく美味しかったです(^_^) しかも、原材料の欄を見ると素材にこだわった自然派クッキーで 有機オートミール、サツマイモ、素精糖、はちみつなど、 身体に優しい材料が並んでいます。 添加物どころか白砂糖も使わないこだわりよう。 前にも同じお客様からこのお店のお菓子を頂いたのですが、 健康にこだわった食材を使う素晴らしいお店ですね(^_^) と、せっかく良いお菓子を頂いたので、 最近続けていたダイエットの話とからめて 一体どういう点が良いのかということをお話ししたいと思います。 痩せるためには「糖質管理」が不可欠、とお伝えしてきましたが、 実はその糖質にも太りやすい物と太りにくい物があります。 そのヒントは前回のブログにありますが、何だか分かりますか? 答えは、糖質が吸収される時の速度の違いです。 前回、糖質の吸収が速いと太りやすいという話をしましたよね? その速度、実は糖質の「精製」度合いによっても変わってきます。 精製度が高くなるほど、吸収速度も上がってしまうんですね。 そもそも糖質はタンパク質や脂質と比べて 消化・吸収が早い食べ物なのですが、 精製されて不純物が取り除かれ、より純粋な糖分に近づくことで 吸収が一層速くなってしまうという訳です。 例えば、お米。 精製の度合いによって次のように分類されますよね。 玄米 → 3分付き米 → 五分付き米 → 七分付き米 → 白米 玄米に含まれている胚芽は味を悪くするということで、 精製(精米)して白米にする訳です。 皆さんも白米の方が美味しいと感じる人が多いのでは? ただそれは精製することでより純粋な糖分に近づいているからです。 その分、吸収も早くなっているので、 実は玄米より白米の方が太りやすいんですね。 そういう観点から、ダイエット中は「白い食物に注意!」と 言う人もいますね。米や小麦粉は精製されるほど白くなるからです。 大根やカブがダメって意味ではありませんので念のため(笑) もちろん、玄米も食べ過ぎたら太るので、 吸収速度だけでダイエットの成功を保証はできませんが、 実は精製度が低いことでもう1つ大きなメリットがあるんです。 それが何だかお分かりでしょうか? 精製とはより美味しい部分を抜き出す作業とも言えますが、 逆に取り除かれた部分には何が入っているかが これを考えるのに大事なポイントです。 答えは栄養。 米の胚芽はビタミン、ミネラル、食物繊維などが豊富で 栄養価が高い部分。 健康にも良いですし、もちろんダイエットにも有用です。 白米文化が庶民にも広がった江戸で、 同時期に「江戸患い」と呼ばれる「脚気」が流行しましたが、 それがビタミンB1不足によるものというのは有名な話です。 玄米とは白米では、それだけ栄養価の違いがあるんですね。 なので、精製されることによりダイエットには 「糖質の吸収が速まる」のと「栄養価が下がる」という 2つのデメリットがあるんです。 ここでやっと最初のお菓子の話に戻ります(笑) このお菓子、原料に使われている糖質が オートミールや素精糖や蜂蜜という 全部精製度の低いものなんですね。 なので、栄養価が高く、ありふれたお菓子よりも太りづらい。 ちなみにオートミールは燕麦という穀物ですが、 基本的には精製しないものなので、 オートミールダイエットなどもあるくらいダイエット向きです。 味の好みは別れるところだと思いますが(笑) あと、素精糖というのは僕は知らなかったんですが、 白砂糖ほど精製しないので、栄養価が高い砂糖のようです。 はちみつも似たような感じです。 その他、原材料にはサツマイモも入っていますが、 糖質は多めでも食物繊維も多いので砂糖よりは吸収が遅いです。 という訳で、頂いたお菓子は美味しいだけでなく、 健康面も考えられた素晴らしいものだったんですよね。 僕は「糖質は控えめに!」と口酸っぱく言いますが、 甘い物自体は好きなので、どうせ食べるならこういうお菓子に したいところです(^_^) 皆さんも急に糖質を減らすのが厳しければ、 まずはこうした精製度の低い糖質を食べる割合を増やし、 徐々に慣らしていくのが良いと思いますよ。 一番簡単で身近なものはやはり玄米や胚芽米。 主食を白米から置き換えるだけでも2~3kg痩せると思いますので、 是非試してみてくださいね(^_^) |
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