老化の原因、糖化とは？

皆さん、こんにちは！ケイです！

昼間、散髪に行ってきたのですが、

もう結構しっかり桜が咲いていてビックリしました！

あまり外に出ないので気づきませんでした（笑）

週末はお花見でにぎわいそうですね(^_^)



お花見と言えば飲み食いするのも１つの楽しみですが、

お花見以外にも歓送迎会や続くゴールデンウィークなど

飲み会の機会も多くてダイエットが進まないという方も

少なくないのではないでしょうか？



僕の意見としてはイベントごとはしっかり楽しんだ方が

生活にハリも出てストレス解消にもなって良いかと思います。

だから、気を付けて欲しいのは普段の生活。

楽しむ時は楽しんで、抑える時は抑えるというメリハリが大事です。

でも、どうしても炭水化物や甘いものやお酒への衝動が抑えられず、

食べ過ぎてしまうという方も多いのでは？

そんな方が少しでも自制しようという気持ちが強くなるのではと、

今日は「糖化」の話をしたいと思います。

今まで、するする言ってしてこなかった糖化の話です（笑）



もちろん僕が話すまでもなく、最近ではテレビや雑誌で

目にする機会も増えましたからご存知の方も多いはず。

なので、ここでは身近な問題として興味をもってらえるように

分かりやすさ優先で書きたいと思います。



簡単に言えば、「糖化」とは病気や老化の原因です。

「糖化ストレス」と言ったりもします。

もっとも言うまでもなく皆さんだって糖分を摂り過ぎると

何となく健康に悪いというイメージはお持ちですよね？

その最たる例は糖尿病ではないでしょうか。



糖尿病が進むと、失明したり、腎機能を失い人工透析になったり、

手足が壊死して切断することがあるのはご存知かと思います。

でも、何故そうなるのか考えたことはありますか？

それは血糖値が高い状態が血管には大きな負担だからです。

そうしてタンパク質を変質・変性させてしまいます。

身体は6割ほどが水分、2割ほどがタンパク質ですが、

糖質が体温という熱で身体を構成するタンパク質を変性させてしまうので、

その本来の機能が失われてしまいます。

血管は血糖値が上がるたびにその危険にさらされている訳です。

動脈硬化が増えるのもそのせいです。



ちなみに健康診断で糖尿病の指標になる「Hba1c」という項目は

赤血球が糖化によって壊れた割合を示しています。

だから、糖尿病の人はその値が高くなります。

血糖値が低くてもHba1cが高い人は

糖化が進んでいるとも言えますから要注意です。



もちろん、糖質は効率の良いエネルギー源です。

適度に摂取する分には生活を向上させてくれます。

しかし、現代は人類史上かつてない糖質まみれの時代。

炭水化物は安価でお腹一杯食べられますし、

甘いドリンクやスイーツも数え切れません。

そして、怖いことに糖質には中毒性があります。

美味しいからとついつい食べ過ぎてしまいます。



そのリスクを知りながら食べるなら、それも自由だと思いますが、

糖質の危険性はお酒やタバコなど他の嗜好品と比べて

まだまだ認識が甘いように感じます。

その結果、日本では糖尿病は予備軍も含めると成人の3人に1人、

10代でも10人に1人の割合ですし、

死亡原因の2位と4位はそれぞれ心疾患と脳血管疾患ですが、

ここにも糖化の影響が出ていると思われます。

ちなみに死亡原因の第一位はガンですが、

ガン細胞は糖分をエサに増えるので、ここにも糖質の悪影響が見られます。



なのですが、糖質というのはあまりにありふれた栄養素で、

中毒性があるものの悪影響は長い時間をかけないと分からないので、

そのせいで病気になったとか体調が悪いとか自覚できないのが

やっかいな点だと思っています。

逆に糖質制限をうさん臭く思っている方もまだまだ多い印象です。

その理由は糖質制限がダイエット法だと思われているせいじゃないかと

思いますが、僕からすれば糖質制限は安易なダイエット法ではなく、

糖化を防ぐことで健康と若さを維持する技術だと考えています。



これで少しは糖化のことがお分かり頂けたでしょうか？

特に注意して欲しいは、今現在標準より太っている方。

将来、そうじゃない人にくらべて早く病気になる可能性が高いです。

また、病気だけでなく、肌のシミ、シワ、抜け毛や薄毛の増加など、

糖化は見た目年齢の要素にも直接的に影響しますから、

実年齢より老けて見られるなんて方も注意です。



ただ逆に言えば、糖質を適切量に管理することで、

見た目も若々しくスリムで、病気のリスクも下がりますから、

これほど効率良い美容・健康法はないのではないでしょうか。

是非皆さんにも実践して頂けたらと願ってやみません。

具体的な実践方法はブログでも追々書いて行こうと思いますが、

詳しく知りたい方はご来店時にお気軽にご質問くださいね(^_^)



という訳で、ちょっと長くなりましたが、

これが皆さんの生活を見直すきっかけになれば幸いです！