2018/6/3
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平均寿命と健康寿命? |
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こんにちは!ケイです! 前回、僕の誕生日の話にからめて、 平均寿命の話をしました。 その流れで是非お話ししたいことがあります。 僕はお客様にもっと健康になってもらいたくて よく食事や生活習慣改善の話をするのですが、 たまにこう言われることがあります。 「自分はそんなに長生きしたくないから」 そういって、話をさえぎられてしまいます。 そういう方が具体的に何歳まで生きたいのかは 知りませんませんが、 もし「平均寿命まで生きれば良いから」くらいの意味で 言っていたとしたら、 それは甘いと僕は思います。 健康に気を付けずに、果たして平均寿命まで 生きられるのでしょうか? 僕のまわりを見ると、同年代の友人の お父さん方の年齢は大体70歳前後ですが、 すでに亡くなっている方も少なくないです。 特別不摂生な生活をしていた訳ではなく、 いたって普通な生活の印象でした。 普通に仕事を頑張って、 普通に食事をして、 普通にお酒やタバコをたしなみ、 健康診断で異常が出てから、 飲酒や喫煙を控えるというような ごく普通の生活です。 でも、60代~70代前半で亡くなっています。 そういう方々見ていると、 平均寿命まで生きるのって 意外と簡単ではないのかなと感じてしまいます。 ただ、お母さんが亡くなったという話は まだ聞かないので、やっぱり男性の方が 短命なんですよね。 実際にガンの死亡率のデータを見ると、 男女とも60代から急激に増えますが、 特に男性の方が顕著で、 女性の2倍くらいになってます。 ちなみに男性の場合、 60歳までにガンで死亡する割合は50人に1人、 70歳までだと16人に1人、 80歳までだと6人に1人くらいだそうです。 この他に脳梗塞や心筋梗塞を入れると 当然もっと多くの方が亡くなります。 日本の男性の平均寿命は約80歳ですから、 何やかやそこまでに2人に1人は亡くなってしまう ということなんでしょうね。 そんな訳で健康に気をつかいもせずに 平均寿命まで生れると思っていたとしたら それは結構甘い考えだと思うのですが、 その他にも甘い点がもう1つあります。 それは「健康寿命」のことです。 健康寿命とは、 「健康に問題がなく、自立した生活を送れる状態」 のことです。 その平均は日本男性だと約71歳。 平均寿命とは約9年の差がありますが、 つまりその9年間は寝たきりだったり、 入院したり、介護されたりしながら 生活する訳です。 想像すると、結構しんどい期間ですよね? 最初に出した「長生きしたくないから」と 言っちゃうような人は、この9年間のことを 計算に入れてないのではないかなと思います。 きっと、寿命がきたら急にぽっくり死んでしまうとでも 思っているのではないでしょうか。 でも、実際にはそう単純ではありませんよね。 身体は徐々に弱りながら、やがて限界が来て 命が尽きる訳ですから、 健康に気遣ってない人はその期間が 早く来たり、長く引いたりするかも知れません。 例えば、健康に気をつかわない人が 70歳で亡くなるとして、 健康状態自体は定年前の60代前半で 悪くなっている可能性がある訳です。 それは抗がん剤の苦しみと戦ったり、 認知症で記憶が途切れ途切れになったり、 自分で歩いたり、トイレに行くこともできないような 不自由な期間かも知れません。 それはできれば経験したくないですよね。 僕の理想は、昨日まで元気に散歩していたのに、 翌朝気づいたら死んでいたというものです。 眠りながら一切苦しまずに死にたいですね。 って、誕生日の直後に、 僕は何でこんな話をしているのか ちょっと分からなくなってきましたけど(笑) ま、とにかく言いたかったのは、 30代、40代のうちから健康に気を付けましょうね! ということです。 そして、健康寿命を延ばしましょう(^_^) そもそも、僕は必要な人にしか健康の話をしませんから、 健康のことを言われた時点で かなり将来的な不安要素をお持ちだと思ってください。 実際に僕がそういう話をしたのに 対策が十分ではないためにしばらくしてから 体調を崩してしまう方が結構います。 また、すでに健康診断で異常がある方はもちろん、 慢性的な疲労がある方も要注意です。 特に20~40代で本来働き盛りで元気な年齢なのに、 疲れが取れないというのは 身体の調子が崩れている証拠。 ましてや、胃炎や腸炎などの具体的な不調が あったらなおさらです。 生活を見直すサインだと捉えましょう。 その具体的な方法はまたこのブログを通して お伝えしたいと思います(^_^) では、また! |
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