2019/3/27
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痩せる食品その2 |
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こんにちは、ケイです! 前回、書ききれなかったので 珍しく早めに更新です(笑) という訳で、今回は痩せる食品「食物繊維」について。 どちらかと言うと、タンパク質よりかはこちらの方が 痩せるイメージがありますよね。 ただ、皆さんは食物繊維を 毎日しっかり意識して摂っていますか? 厚生労働省の栄養基準によると、 成人男性の食物繊維の1日の摂取目安は20g以上。 しかし、実際には一番摂取量の多い70代でも17g。 20~40代にいたっては1日で13g台と、 目安量の3分の2程度しか摂れていないんです。 どの世代も不足していることも驚きですが、 若い世代の不足量にもビックリです。 これはゆゆしき事態ですよね。 その原因は、戦後以降の食の欧米化。 肉類の摂取が年々増えて、 一方、食物繊維の摂取量は減っています。 それが、なんと今や野菜の消費量は アメリカより日本の方が少ないそうです。 日本の食文化は健康的なイメージがありましたが、 それも過去の話なのかも知れません。 ショッキングな話ですね。 そんな食物繊維ですが、ダイエットする上では 是非とも摂ってもらいたい強力なサポーターです。 その効果をかいつまんでご説明します。 1つ目は、血糖値の急上昇を防ぐ効果。 食物繊維は腸に膜を作ることで、 食べた糖の吸収を緩やかにしてくれます。 その結果、糖が体脂肪になりづらくなります。 2つ目は、脂質の吸収を抑制する効果。 食物繊維の膜は脂質の吸収も防いでくれます。 これで余分なカロリーを吸収しないで済みます。 3つ目は満腹ホルモンの分泌促進。 食物繊維が腸を刺激して、 満腹感を感じやすくしてくれます。 これで我慢せずに自然と痩せることができます。 4つ目は腸内環境の改善。 腸内環境が悪い人ほど太ることが分かっています。 食物繊維は善玉菌のエサになったり、 腸内を掃除して、腸内環境を改善してくれます。 善玉菌が活性化すると痩せやすくなります。 このように食物繊維は主に腸で働きます。 腸は食べた物を吸収する器官なので、 腸の働き次第で、食べた物をどのように 吸収するか、あるいはしないかが変わる訳です。 食べた物の運命は腸次第なんですね。 その腸を整える食物繊維の重要性を これでお分かりいただけましたか? そもそも、日本人はもともと米食文化で 糖質の摂取量が多いのに太りづらかったのは 世界でも稀にみる菜食文化で 食物繊維の摂取量が多かったからです。 それが現在では前述のように減ってしまったので、 太る人が増えてしまったんですね。 では、食物繊維を充分摂るためには 実際どれくらいの野菜を食べれば良いのでしょうか。 厚生労働省の基準では1日350gとされています。 これはラーメンどんぶり1杯分くらいです。 別の例だと、吉野家の特盛がご飯と肉を合わせて 320gらしいので、それより少し多いくらいですね。 牛丼のどんぶりだと山盛りほどでしょうか。 これは1日分の量なので3食に分ければ そんなに多くもないと思えるのですが、 実際には摂れてない人が多いんですね。 例えば、朝はパンとコーヒー、 昼はファストフード、夜は飲み会、 なんて生活だったら、不足するのもうなずけます。 コンビニのパックサラダでも130g程度摂れますし、 毎食野菜を一品食べるようにすれば 350gは摂れるはずです。 とはいえ、1日350gというのは 最低限の量だと思った方が良いです。 僕自身は毎日500~600gは食べています。 一昨日、夕食のサラダの重さを何気なく測ったら、 それだけで360gあったので(笑) 僕は野菜が好きなのもありますが、 生野菜を食べると酵素が消化を助けてくれるので、 胃腸が軽やかでラクな感じがするんですよね。 是非、皆さんもどんどん食べてくださいね(^_^) そしたら、どんどん痩せていきます(笑) 最後に、昨日に引き続き、 今回も参考文献をご紹介します。 というのも、これはダイエットする上で とても大切な知識が詰まった本なので 皆さんにも読んで頂きたいからです。 アメリカの医師が書いた本ですが、 太るのは個人の意思ではなく、 環境のせいだという視点が斬新でした。 500ページ以上あるので時間はかかりますが、 僕が10年ほどかけてコツコツ集めてきた知識が ここに集約された感がある本です。 もっと早く出会いたかった(笑)
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